前回のマラソンは、初のフルマラソン挑戦だったマウイマラソン。
ただマウイは奥さんと一緒に走った記念受験のようなもので、後半は暑さと闘いながら、歩ききったというものだった。
今回の静岡マラソンが、フルマラソン初チャレンジと言っても言い過ぎでは無いと思う。
残念ながら天気には恵まれず、雨と風でなかなかのハードコンディションだったが、絶え間ない沿道の声援もあり、最後まで走りきることもできて、とても満足できる大会だった。
目次
いざ、静岡!
新横浜6時発のひかりに乗れれば、当日移動も可能だが、自宅からはスタート時間に間に合わないため、土曜日の夕方に移動。
今回利用したのは、JR東海ツアーズさんの切符と1泊がセットになったツアー。
道中はしっかりカーボローディングということで、牛玉弁当をいただいた。
ごはんもお肉もたっぷり入っていてオススメ。
はじめてこだまに乗ったのだが、新幹線に乗ってて新幹線に抜かれるのはなんだか新鮮!
そして三島駅では、富士山がくっきりと見えた。
レース本番の日曜は残念な天気が確定しており、この雄姿は見られない。
のんびりのぞみが通過するのを待って停車している間に、しっかり目に焼き付けておいた(笑)
前日の参加賞引き替え
静岡に着いて改札をくぐる前に目に入ったのがこの横断幕。
まだ大会は明日とは言え、否が応でもいっきに気合いが入った。
ホントはホテルにチェックインしてから、参加証の引き替えに行こうと思ってたんだけれど、ボランティアスタッフの案内板が目に入り、先に行くことに。
道中には、ランナーっぽい人たちが沢山いて、ここでも気合いが入った(笑)
交差点ごとにボランティアスタッフがいて、道案内の看板があるおかげで、特に地図を見ることもなく、会場までたどりつけた。
また参加賞の受け取りにも、待ち時間ゼロでスムースに交換できた。
今回お世話になったのは、ホテルアソシア静岡。
駅から近いし、コンビニもすぐそばにあるのでとても便利だった。
夜は控えめにコンビニの弁当ですませ、21:30にはベッドに入ることができた。
ちなみに宿泊客はほとんどランナーだった。
本番当日の朝!
5時に起床しカーテンを開けると曇り空!と思ったが、テレビをつけるとやはり雨の予報。。
しょうが無いとあきらめながらも、走り込み不足と(ほぼ)初めてのフルマラソンに否が応でも緊張してきた。
7時までの2時間、ストレッチや準備しつつも、何回も出るか止めるか葛藤した(笑)
前日下見をしていたことや、パンフレットの地図を頭に入れていたことで、荷物預けの場所まで迷うことなくたどりつけた。
現地ではボランティアスタッフも大勢いて、待ち時間なく荷物を預けることができた。
ホテルで済ませていたので、当然トイレの心配も無し。
このあたりのストレスから解放されることが、前泊をしておく安心感というメリットだと思う。
スタートから雨が降り出し、終始雨風と戦うレース!
スタート〜10km:静岡市内をぐるぐると
スタートして10kmまでは市内をぐるぐると回るコース。
やっぱり普段信号を気にしたり歩道を走るのとは違って、沿道の声援を受けながら道路の真ん中を走るのは気持ちいい!
レースに参加して良かったと思える瞬間だ。
ところどころ途中道幅が狭くなるところで混雑になり、ペースダウンしてしまうが、それも致し方なし。
ここまで特に雨が強くなることもなく、普段通りのペースで走ることができた。
〜20km:安倍川橋を超えて雨は本降りに、逆にペースは上がった
10kmからは市内を抜けて、いよいよ海沿いのコースへむかう。
本来なら富士山を望める安倍川橋のあたりで、雨もいよいよ本降りになってきた。
このあたりは川沿いを海まで下り坂なので、10kmを1時間切るタイムで走り抜けることができた。
〜30km:土砂降りでもペース変わらず
何本か橋を渡るためにアップダウンを繰り返し、耐えきったところで本来なら一番気持ちの良い、海沿いのコース。
が、思いっきり向かい風の土砂降り。
ここまでの目標としていたエイドステーションのいちごはもちろん、あんパンも冷えた身体を元気づけてくれた。
〜35km:ペースガタ落ち、鬼の折り返し
厳しいと覚悟していたとはいえ、向かい風と土砂降りについに足が止まってしまった。
28kmくらいから33kmくらいまで、2回の折り返しがあり、ここを帰ってこなければならないのかと思うと、とても辛い。
それでも走り切れたのは、他のランナーの頑張っている姿や、沿道で傘をさして応援してくれている方々、そして懸命に励ましてくれるボランティアスタッフのおかげだと思う。
〜ゴール:足がいうことをきかなくなるも、完走!
折り返しを抜けて、清水市内に入るともう後は気力だけと言う状態。
ペースも7分半ばまでガタ落ち。
風は市内に入ったことでおさまったものの、雨は相変わらず土砂降り。
手持ちのサプリも折り返しですべて使い切りながらも、最後まで歩くことなく無事完走!
ゴールが見えてからの声援はとても気持ちよかった!!
結果:4時間36分は上出来!次のシーズンへの自信につながった
ゴールタイムは4時間36分(ネット)。
マウイマラソン以降テンションが下がり、月間100kmを超えることができなかった事に加え、直前2週間は風邪をひいてほぼ走ることができなかった。
それでも、30kmまではキロ6分前後のペースで走れたのは、大満足の結果だった。
大会について:とても気持ちよく、また参加したいと強く思った!
静岡マラソン、個人的には大満足の大会だった。
天候についてはしょうが無いが、来年も参加したいと思った。
なにより、スタートからゴールまで途切れることなく声援をもらえたのがうれしい。
足が痛いのに走り続けられたのは、ハイタッチし励ましてくれた声援のおかげだ。
また、ボランティアスタッフもスタート地点での誘導は的確で迷うことなく荷物を預けられたし、エイドステーションでの声援にも元気づけられた。
大会について:ゴール後は残念、次の大会での改善を求む。
ゴール後の流れは以下の通り。
完走メダルをかけてもらう→タオルをもらう→水とみかんをもらう→ランナーズチップを切ってもらい返却→完走証をもらう→手荷物を受け取る→着替えをする。
これは晴れだったら、全く問題ないと思う。
ただ、ゴール後はとにかく雨が強かった。
ここでまず残念だったのが、手荷物が雨ざらしだったこと。
口をきつく縛っていたので大丈夫だったが、参加者の中には荷物が濡れてしまった人がいたかもしれない。
30km以降は低体温症で蒸着シートをかぶっている人がいたり、ゴール後がたがた震えている人もいた。
そんな人が、受け取った荷物が雨で濡れていたら、どれだけ辛いかは容易に想像がつく。
ラックにビニールシートをかぶせるなり、雨対策はして欲しいと感じた。
次に、更衣室スペースの少なさ。
更衣室に入れず、駅前のバス停で着替えている方が大勢いた。
僕はたまたまテントの更衣室を使えたが、これは辛すぎる。
ゴール後はフェスタ会場以外はどこも混雑していた。
フェスタ会場よりも、更衣室テントを増やすべきだと思う。
まとめ
コースとしてはほぼ平坦で走りやすく、また雨の中での沿道の声援に勇気づけられ、また参加したいと強く思った。
次回は是非富士山の眺望を楽しみながら走りたいと思う(笑)
個人的には、30km過ぎからペースが落ちてしまったのは、練習不足がそのまま結果に出てしまった感じ。ただ、それまでペース良く走れたことで自信につながった。
次のレースは6月のさくらんぼマラソン。
今度はハーフなので、タイムを意識して3ヶ月間トレーニングします!