ダイエットは一時的なものではなく、一生続くものと意識して、日々身体のバランスを考えた生活を送るように心掛けてはいるものの、時々無性に食べたくなるのがラーメン。
どうしても食べたいと思った時は我慢せず、食べたいものを食べるようにしている。
食べたい欲求を我慢すると、ダイエットが嫌なものになってしまう。
なので、食べたいものを食べても良いが、食べる前や食べた後にどうするか、エクスキューズを決めてから食べるようにしている。
今回で言えば、晩ごはんは炭水化物を抜いて翌日ジョギングした。
そうすることで、食欲に対するセンサーが壊れることを防いでいる。
前置きが長くなってしまったが、今回訪れたのは「五稜郭」さん。
函館出身の店主が作る、本場そのものの塩ラーメンを提供するお店だ。
北海道といえば、味噌の札幌ラーメンや醤油の旭川ラーメンなど、こってり系を思い浮かべた。
しかし函館ラーメンはまったく異なり、あっさりの塩ラーメン。
今回はあっさりの塩ラーメンが食べたくなって、当初はアイバンラーメンに行こうとしていたのだが、調べてみると「五稜郭」さんがあり、こちらを訪問したところ大正解のリピート確定の名店だった!
八幡山駅徒歩1分の「五稜郭」
函館の観光スポットを店名にすえた「五稜郭」さん。
店内はカウンターのみの6席で、訪問時には一組待ちができていた。
食べている間もひっきりなしにお客さんが訪れ、帰る際にも3組ほど待っていたので、地元に根付いた人気店であることがうかがえる。
お店情報
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メニューは2種類のみ!
最近は新規のお店でも、多くの店が複数のメニューをおくようになってきたと感じている。
しかしこの「五稜郭」さんのメニューにあるのは、シンプルにラーメンといかめしの2種類だけ。
あとはトッピングに味付たまごをつけるかどうか、大盛りにするかどうかという潔さ。
カウンターの他のお客さんの様子を見てみると、ラーメンといかめしもしくはラーメンと味玉など、単品で頼んでいる人は少なかったので、ラーメン大盛りといかめしを注文。
函館ラーメンの完成度が高い!
席に置いてある食材の説明や、TVモニターに映し出される函館のPR映像や水中映像をみながら待っていると、5分ほどでやってきました、函館ラーメン!
まず目をひいたのが透き通る黄金色のスープ。
動物系のだしと昆布だしでとったスープと解説されていたが、チャーシューの油以外にまったくと言って良いほど油が浮いていない。
どれだけ丁寧に作られたのか想像がつかない。
スープは一口いただくと、見た目そのままのやさしい味!
ラーメンのスープと言うよりも、昆布の滋味がたっぷり効いた関西風のおだしと言う表現の方がしっくりくる。
そのまま細胞にしみこんでくるようなすっきり感。
麺はストレート系の細麺で、スッキリしたスープをしっかりと口まで運んでくれる。
ゆで加減もアルデンテでちょうどいい。
箸ですくい上げると、中に芯が残っているのがわかる。
函館ラーメンにはお麩がのるのがスタンダードなのだろうか。
しっかりとスープを吸い、スープを食べる感覚でとてもおいしい。
いかめしの相性が抜群!
するめイカと貝柱が炊き込まれているいかめし。
やや固めに炊かれた炊き込みごはんと大きめにカットされたイカの食感がいい。
すっきりしたスープといかめしの相性がよく、美味い!と唸った。
まとめ
北海道と言えば札幌ラーメンというイメージがあり、これまで函館ラーメンにはあまり手が出なかったが、海鮮の旨味がぎゅっと詰まった函館ラーメンは期待以上だった。
近所にこんな完成度の高いラーメンを出すお店があるとは全く盲点だった。
店内のお客さんの年齢層も、10代から60代まで老若男女問わず幅広いのも納得できる。
ごちそうさまでした!