先週日曜日の朝、何気なく新聞を読んでいると(ローカルニュースは、新聞が拾いやすいですね)、鳴門で「渦開き」が開催されたという記事がありました。
「渦開き」は鳴門のうずしお観光シーズンの幕開けとして、大潮の日に合わせて1.7メートルの鍵を渦潮に向かって投げ込む行事、と言うことでした。
渦潮は24時間発生しているわけではなく、潮の満ち引きで発生します。
大潮、とくに水位差が大きい春と秋の大潮の時期が見ごろになります。
タイミング的にも天候的にもベストと思い、Mavic Proを担いで鳴門まで行ってきました。
それではご紹介します。
鳴門の渦潮をMavic Proで空撮してきた!春と秋の大潮の時期が見ごろですよ
▲ やってきました、鳴門市は亀浦港。
うちから鳴門までだと高速道路を使って1時間10分くらい。
意外と早かったですね。
鳴門大橋からでもうずしおを見る事ができますが、せっかくなので船に乗って間近で見る事に。
▲ いくつかある観光船のなかから、鳴門観光汽船を選択。
待合用の建物があり、出航時間が近づくと、桟橋に出るようにアナウンスされます。
この日は天気も良いので、観光客もほぼ満員のにぎわいです。
▲ 乗船したのは小型水中観潮船「AQUA EDDY」
船底がアクリルガラスになっていて、水中から渦潮を見る事ができます。
水中から見るのは、船酔いしやすく透明度も高くないのであまり期待していませんでした。
大型と小型の2便が就航していて、出航時間の都合でこちらに乗船したのですが、これが大正解。
大型のほうは予約不要ということで乗客で甲板がパンパンになっていましたが、小型船は席数制限があるため、ゆっくり見る事ができました。
▲ 出航して10分ほどすると鳴門大橋が見えてきます。
▼ AQUA EDDYでは、鳴門大橋に近づく頃にいったん船底におりて、渦の巻く様子を観察することができます。
しばらくすると甲板にあがるようにうながされるのですが、辺り一面川の流れのように潮が流れています。
▼ 渦は突然巻いて、ふっとなくなるので見逃せません。
観潮船はゆっくりと、潮の流れが速いところを狙って進んでくれます。
タイミングが合えば、渦潮を眼の前で見る事ができます。
Mavic Proでの空撮映像はこちら
▼ 40分ほどの航海を終えて、港に戻ったあと少し移動して、海岸からMavic Proを飛ばしてみました。
まとめ
渦潮を見に行ったのは子どもの頃以来。
鳴門大橋ができたので、大阪からもアクセスしやすく、また橋の真下ということでビジュアル的にも見栄えが良いですね。
なお、重量が200g以上のドローンでの空撮ができる空域は、人口密集地域じゃないこと、空港の近くじゃないこと、高度150m以下であること、目視できること、日中帯であることなど、限られています(詳細はこちら)。
すくなくとも飛行可能区域は事前の確認が必須です。
この飛行可能区域を確認するには、国土地理院の「地理院地図」が便利ですよ。
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渦潮をもっと知りたい方はこちらをチェック