会社でどれくらいハンコを使いますか?
多い人は、毎日使っているかも知れませんね。
photo credit: HMK Archive Stamp 1992 via photopin (license)
僕もご多分に漏れず、毎月締め処理でハンコを使っています。
ここでふと、毎回リアルのハンコを使う必要が無いことに気がついたのです。
資料がXLS形式の電子ファイルで送られてくる
↓
印刷する
↓
ハンコを押す
↓
複合機でスキャンしてPDFにする
↓
社内システムにアップロード
この行程では2回席を立ち、1枚の紙を使っていますね。電子申請なのに。。
というわけで、最初に考えたのが、ワードアートなどで自分のハンコの印影を作ってみること。
実際に作ってみたのですが、フォントがいまいちで手作り感満載でした。。
そこで、調べてみたところ白舟書体という書体を取り扱う会社の、Web認印という
サービスを発見しました。
電子認印を自作!-Web認印+Screenpressoで社内処理の効率UP!
Web認印で自分の印影を簡単に作成
Web認印は、サイト上で自分の電子版判子が作れるWebツールです。
認印作成コーナー
白舟書体がフリーで提供している電子印鑑作成ツール「Web認印」で、PDFや電子印鑑にも使える認印を作成してみました。
作り方は簡単。
名字を入力し、書体・サイズ・色を選ぶだけです。

白舟書体はシャチハタにも印影用フォントを提供しているそうです。
この見栄えであれば社内で使うには必要充分ですね。
PDFもしくはPNG画像形式で認印が作成・ダウンロードできます。
日本の名字上位10,000姓が収録されているということで、普通の名字ならまず大丈夫だと思います。
Screenpressoで印影を簡単呼び出し
Screenpresso は、スクリーンショットについて、かゆいところに手が届く必要充分な機能をもつアプリケーションです。
全画面・選択領域のスクリーンショットの取得はもちろん、簡単な編集も可能です。

Screenpressoは特定のフォルダに画像を保管し、簡単に呼び出すことができます。
Web認印で作成した画像ファイルをScreenpressoのフォルダに保存します。

Screenpressoで保存したファイルの呼び出しは簡単です。
タスクバーに常駐しているアイコンをクリックするだけ。
ちなみに右クリックすると、スクリーンショットを撮影するためのコンテキストメニューが表示されます。

Screenpressoのワークスペースが表示されたら、印影を選んでCtrl+Cするだけで準備完了です。

あとはどこでも好きなところに、自分の印影を貼り付けられます。
まとめ
これまで二度席を立たなければならなかった社内処理が、あっという間に終わるようになりました。
【これまで】
資料がXLS形式の電子ファイルで送られてくる
↓
印刷する
↓
ハンコを押す
↓
複合機でスキャンしてPDFにする
↓
社内システムにアップロード
【Web認印で作成した印影を使用した場合】
資料がXLS形式の電子ファイルで送られてくる
↓
ファイルを開く
↓
タスクバーのScreenpressoクリック、印影選択してクリップボードにコピー
↓
ファイルに貼り付けて、PDF形式で印刷
↓
社内システムにアップロード
価値を生まない社内処理は、なるべく効率化して時間を取られないようにしたいものですね。