今回ご紹介するのは、ジェイソン・フリードさんの「なぜ職場で仕事ができないのか」です。
あなたは集中して仕事をしたいとき、どこに行きたいですか?
カフェ?空き部屋?キッチン?もしくは移動時間?あるいは早朝や休日の人がいないときでしょうか。
僕も仕事に集中したいときには、空いている会議室に、何も個人用の設定がされておらず、メールやインターネットに接続するのに設定が必要なノートPCを持ち込むことがあります。
では、職場って何で高いお金を払ってわざわざ用意されているんだろう?とジェイソンさんは問いかけます。
Yahoo!やFacebookを見たりするのは自分で選択した割り込みですが、上司の進捗確認の見回りや会議は強制的な割り込みで、著しく作業効率を落とすとジェイソンさんは言います。
僕は中でも、電話は百害あって一利なしのコミュニケーションツールだと思っています。
電話が鳴った瞬間、それまでの思考をすべて捨てなければならないのはとてもストレスがたまります。
心惹かれたワード
- 作業をこなしただけで、意味のある仕事は何もしていないことに1日の最後に気づくことがある
- 睡眠と仕事はよく似ている
- SNSは 現代の「煙草タイム」で、目くじらを立てて禁止せずむしろ許容されても良いはず
- 本当の問題は わたしが M&M’s と呼んでいる マネージャーとミーティング
本日のTTP
今回のプレゼンでは、スライドが使われていません。
実際に経験をしている事を話しているので、スライドを使わずともリアリティが出て充分観客に思いが届いているように感じました。
ジェイソンさんはマネージャーでもありますが、そのマネージャーが行う進捗確認が職場を仕事場でなくしている原因だと語って、拍手をもらっています。
真面目な顔をして真面目なことを言って笑いを取るプレゼンって、いつかやってみたいですね。
また、ジェイソンさんは、プレゼンの最後に職場が仕事をする場所として選択されるようにするための3つの提案をしています。
- 半日の沈黙の時間
- 口頭の会話ではなく、メールやメッセンジャーなどの受動的なコミュニケーションツールの採用
- 次に予定されている会議の中止
僕も必要な会議というのは、みんなで同じ方向を向くのが目的の会議だけだと考えています。
個人やチームの進捗を確認したり、予定の確認や連絡事項を行うだけの会議ってなんとかして無くしていきたいと思いました。