今回ご紹介するのは、Googleエンジニアのセバスチャン・スランさんの「Googleの自動運転車で目指していること」です。
このプレゼンは2011年のものですが、最新の2016年2月のレポート(PDF)では自動モードでの走行距離が230万キロを超えた事が発表されています。
このレポートでは、自動走行モードで初めてGoogle側の過失による事故が報告されましたが、テストを重ねることで信頼性はますます向上していくのでしょう。
プレゼンの中でセバスチャンさんが述べているように、「 車を人間が運転していたなんて、まったく危なっかしくて馬鹿げている」と言う時代が近いうちに来ることを期待します。
心惹かれたワード
- 私の使命になったのは、年に百万という人を事故から救えないかということ
- 車の事故のほとんどは、人間のミスであり機械によって防ぎうる
- アメリカだけで 40億時間と91億リットルのガソリンが無駄になっている
本日のTTP
18歳の時に一番の友人を交通事故で亡くした、というエピソードからプレゼンは始まります。
その時の悲しそうな表情と、「Like this.」と指をパチンと鳴らす仕草が印象的でした。物静かな口調と相まって確固たる意思を持って開発をしているんだという事がこの一言だけで伝わってきました。
印象的な一言を残せるようなプレゼンをしてみたいですね。