声を変えるだけで仕事がうまくいく by 秋竹朋子 – 僕の早口&滑舌も治せそう!

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僕は学生時代にコーラス部だったこともあり、「良い声ですね」と結構言われることが多いです。

でもシステムコンサルタントあるいはシステムマネジャーという職業柄、人に何かを伝えるよりも、間違ったことをいってはいけないと言う方に意識がむいてしまっています。
そうすると、どうしても1つの会話の中で情報を詰め込みたくなってしまい、結果早口になってしまいました。

さらに、デスクワークでキーボードに手をかけたまま会話をすることも多く、口先だけでしゃべって滑舌も悪くなっていると感じています。

そうなるとただでさえ声が低いのに、早口で滑舌が悪いので、意識しないと「何を言っているのか分かりづらい」状態になっているのが悩みでした。

 

この1冊には具体例がいくつも例示されており、すぐにでも実践できそうなノウハウが詰まっています。

僕が真似したいノウハウとあわせて、紹介したいと思います。

 

声を変えるだけで仕事がうまくいく (マイナビ新書)
秋竹 朋子 マイナビ 2015-08-25
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日本語の特性により声が変わっている

日本語の抑揚だけで意味が伝わるという特性があります。

はし ・・・ 「橋」or 「箸」
あめ ・・・ 「雨」or「飴」
かき ・・・ 「牡蠣」or「柿」

この特性のため、はっきり発音しなくてもよくなり、日本人の半分以上がいつのまにか胸で呼吸しているそうです。

その胸式呼吸が原因で、息のコントロールができないため小声になり滑舌も悪くなっています。確かに、僕も特に机に座って猫背でしゃべっているときが滑舌が特に悪いですね。

 

声や話し方は第一印象の4割を決める

第一印象の一番の要素は見た目ですが、実は声や話し方も、第一印象を決める4割の要員になっているそうです。

極論ですが、これを読んで安田大サーカスのクロちゃんを思い出しました。

 

逆に声に自信を持ってあげるだけで、人に信頼される要素が4割増しと言うことになります。

 

会社で第一印象を決める多くのシチュエーションが、名刺交換の場ですね。

 

僕も名刺交換する際は、いくつか工夫をしています。

まずは自己紹介をするときは、必ず相手の目を見ます。

相手は自分の名刺に視線を落としていることもありますが、多くは目と目が合って名刺交換ができます。

そして、会社名と名前を言うときでボリュームとスピードを変えています。

会社名はもう向こうには分かっているので、早口で言いますが、個人名はゆっくりとボリュームを上げてトーンを落として発音していますね。

こうすると、名前を覚えてくれやすいかなぁと思います。

 

 

滑舌をよくする真似したい発声法3つ

本書には、このシチュエーションではこうすれば良いという具体例がいくつも載っています。

その中から僕がこうすれば滑舌がよくなりそう、という意識したい発声法を3つ紹介します。

  • 語尾をだらっとせず止める
    ソフトバンク社長の孫さんのしゃべり方は、シンプルで力強いメッセージが特徴です。
    語尾を止めることで、子音が立ち滑舌が良く聞こえます。
  • タメや間を作る
    タメや間があると、聞く側に一瞬考えさせることができ待ち遠しく感じさせられます。
    また、間を作ることでダラダラっと文章が続かないので、滑舌良く聞こえると思います。
  • 単語の頭で息を吐く
    単語の一文字目で息を吐くように発生すると、噛まなくなるそうです。
    また、発音がクリアになり相手にもしっかり届きます。

 

まとめ

この本には、声を出すシチュエーションでのテクニックがいくつも紹介されています。

上司への対応、部下へのしかり方、ほめ方、講演会、さらにはカラオケまで。。

 

ボイストレーニングは、歌を上手に歌うためのもの、と決めつけていましたが、普段の印象を変えるためにもやってみて損は無いと思いました。

早口と滑舌の悪さに辟易していたので、がぜん興味が湧いてきました!

 

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