九星気学 超入門講座 〜 怪しい占いではなく方位取りも統計学と理解した

Kyusei  1

九星気学?方位取り?
星座占いとか手相占いとか血液型占いとかいろいろあるけど、胡散臭いよね。
スピリチュアルとかオーラとか言ってるけど、見えないし何も感じない。

それが僕の手相とか占いと言うたぐいに対する第一印象。
九星気学も、もちろんその中に属している。
でも、ここ数年で僕の中でそういう世界のものを受け入れられるようになってきた。

その理由は、「そんなこともあるんだ〜、へぇ〜!って面白がればいいでしょ」っていう、感情の変化。

あと、この本を読んで、六曜とか初詣とか伝統と思っていたものが、いろいろ商業的に後付のものが多いけど、変わらないものもある、ということを知ったのもきっかけ。

 

 

そんなタイミングでお友達の石坂 晏敬さん(以降ざかさん)が、九星気学の超入門講座を開催されるということで、受講してきました。

ざかさんは、僕から見れば宇宙人(笑)
一言で言うと、不動産投資・経営で早々に経済的自由を手に入れ、好きなことをやっている自由人。

具体的には、SUPで60km漕いだり、東京と福岡県糸島とのデュアルライフ、しょっちゅう山手線を一周マラソンしてる人。
さらにサハラ砂漠マラソン(250kmを7日間かけて完走する)ために、毎日10kgのウェイトを背負って生活している。
そして利酒師の資格とったと思いきや、いきなり酒蔵で日本酒作りを始めた蔵人。

・・・ね、理解できないでしょ?

九星気学 超入門講座 〜 怪しい占いなどではなく方位取りも統計学と理解した

九星気学で何ができる?

世の中には大きな流れがある。

みんながイライラしていたり、イケイケになっていたり、閉塞感を感じていたり。
それは経済的な景気の良し悪しだけではなく、大きな波の中で動いている、と九星気学上では考えられている。

その流れを知り、乗ることで、うまくいかないときはうまくいかないなりのいなし方、波が来ているときはどんどんチャレンジするという、自分の行動やその結果に意味をもたせられるようになる。

講座の中で一番腑に落ちた例えが、これだ。

「真冬に雪の上に種を撒いても、芽は出ない。」

九星気学の基礎を知る

九星気学では、世の中は十干・十二支・九星で分けられ、それらが循環しているとされる。
十二支は、毎年年賀状で登場するので馴染み深いが、それに十干を組合わせて、その年を60通りで表現しているのを見たことがあるでしょう。
例えば、「丙午(ひのえうま)の女性は気が荒い」といった類のものである。

ちなみに今年は己亥であり、九星は八白土星である。

これに個人の属性である九星を組み合わせることで、自分がどの流れの中にいるのかを知ることができる、ということらしい。

自分の星を知る

自分の星も、生まれた年でどこに属するかがわかる。
僕の場合、1976年1月25日なので七赤金星、といった具合だ。
七赤金星は、聡明で明るく話し上手な星、ということらしい。

ただ、この部分が僕がどうしても占いのたぐいを信じられなかった理由。
じゃあ、同い年の人はみんなおんなじ性格で、同じ考え方をするのか?

そんな訳ないよね。ということだ。

ただこれは、ざかさんに言わせると、「まぁそんな傾向があるかもね〜」くらいに思っておけばいい。

当然育ってきた環境により、大き性格は変わってくるが、統計上そんな人が多い、というわけ。
そりゃそうだ、じゃなきゃのび太とジャイアンとスネ夫としずかちゃんの関係性を否定することになる。

でも、そう言われれば確かに高校の一個上の先輩たちは意志が強い人が多かった気もするし、一個下は完璧主義者もいた気もする。

つまるところ、その星の大きな流れを知り、相性を知ることによって、統計上優位な位置に自分を持っていくことができるのが、九星気学の基礎。
そのために重要なのが、その年・その月・その日がどういうサイクルにあるかという流れを知ることが肝要である。

そしてそのサイクルに置いて、自分がどこに身を置けば良いサイクルにいられるか、というのが方位活用ということだ。

方位活用を生活に取り入れる

方位活用は、世の中の大きな気の流れに身を委ねよう、と本講座の中では理解した。

しきりにざかさんが言っていたのは「良い気を貯める」ということ。
残念なことに悪い気のほうが強いので、できるだけ凶の方位には身を置かないほうが良いらしい。

でも、これはサラリーマンには難しいよなぁと思って、聞いていた。
方位によって出勤先を変える、出張に行かない、転勤しない、なんてできないですからね。

まぁ、これも現代的な解釈をすると「しょうがない」と割り切るのが良いらしいい。
今できること、たとえばその日の吉方位にあるコンビニで温かい飲み物を買う、とか旅行をするときには方位を気にする、といったところだろう。

まとめ

世の中の経営者には、やたら神頼みする人が多い。
それは良いものは取り入れておくに越したことはないから、だ。

その一つに九星気学があるのだと思う。

当初の参加動機は、自分の星を知ることと、今年の運気がどんななのかを知ること、だった。
ただ、その運気は統計上有意な傾向なだけであって、自分に必ず降りかかる類ではない。

今回の講座で、自分の星を知ることができ、方位取りのやり方がわかった。
無理に方位取りをするのではなく、何かあるときに意識する。
その方位に身を置けるタイミングがあれば、良い気の貯金がチャリンチャリン貯まる。
そんなことを繰り返しているうちに、いつかいいことあるかも、くらいがちょうど良いなぁ。
 

 

講座の中でおすすめされた、方位がわかる手帳

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