普段のジョギングコースとして、井の頭公園を走っている。
そのコースにあり、いつも気になっていたワインバーが「ビアンカーラ」さん。
料理もワインも素晴らしかったので、ご紹介。
ビアンカーラ
お店は井の頭公園駅の目の前。
道路を渡ってすぐの角にある。
井の頭公園駅に着きさえすれば、迷いようがない(笑)
店舗はカウンターが10席、テーブル席が2つのこじんまりとした空間。
今回は5名での訪問だったので、予約してからうかがった。
乾杯!
最初の一杯に選んだのは、スパークリングワインの
クレマン・ド・ロワール ’12。
甘い香りが引き立つ、どっしりとしたスパークリング。
いつもなら最初の1杯はビールを頼んでしまうが、
やはりワインバーでは、泡で乾杯が正解!
まずはレバームースをいただく。
もちろん全く臭みなどなく、レバーペーストの香りが鼻腔を抜ける。
レバーとスパークリングの組み合わせ、最強。
グラスが空いたので、スタッフの方に白の辛口でオススメを聞いてみた。
すると、おもむろにワインセラーから5本ほどテーブルに並べ、一つ一つ丁寧に説明してくれた!
これなら自分の好みを選ぶ満足感もあり、生産地や風味を想像するのがとても楽しい。
そしてその5本の中から選んだのは、ドメーヌ・マルク・テンペ アリアンス’12。
甘さとコクがあり、とてもフルーティなのに辛口のスッキリさが残る、どっしりとした白ワイン。
口の中でぐるぐる変わる風味に、ただただ感動!
食事として注文したのが、下仁田ネギのロースト。
こんがり焼いた外側のネギと、中のとろけそうなネギのバランスが絶妙。
こちらは、マッシュルームとグリュイエールチーズのオムレツ。
ふんわりとろける卵の柔らかさがちょうど良く、ぺろっと食べてしまった。
続いて、帆立と海苔のグラタン。
プリプリの帆立の貝柱も美味しいが、なによりホワイトソースの中に溶けた海苔の香りがたまらない。
ボトルが空いたので、次はやはり赤でしょうということで、また5本の中から選択した。
このル カノン ルージュ 2013は、日本人がフランスに渡り、ワインを作っているそう。
ベリーのしっかりとした味わいに巨峰のような甘さか広がり、最後にスパイシーさが残る赤ワイン。
そして面白いのが酸化防止剤を使っていないため、発泡した刺激も楽しめる。
この店の名物メニューということで注文したのが、炙り〆鯖とポテトのソテー。
〆鯖に軽く焼き色がついており、下のポテトの歯ごたえとのバランスが美味しさを引き立てている。
柚子胡椒をちょっとだけ乗せると、風味がまたガラッと変わり、スッキリ食べられた。
ちなみに、今回は5人で訪れたため、お店の方で10貫出してくれたが、普通は8貫だそうだ。
こういった心遣いもありがたい。
自家製パンとフランスパンの盛り合わせ。
しっとりとしたパン生地に、レーズンやシナモンが練りこまれていて、パンだけでワインが進む。
まとめ
お店の壁には、ビオワインのボトルがずらっと並んでいて、壁の黒板には小さい文字で料理がびっしり書き込まれており、どれも美味しそう。
吉祥寺駅から一駅離れることで、落ち着いた雰囲気の中で、美味しいワインと料理を堪能することができた。
これからもふらっと立ち寄ってしまいそうだ。
ご馳走様でした!
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