現在受講中の「ツナゲル ライフ インテグレーション講座」は、2日間×4講の講座が5ヶ月間にわたって開催される長期間のセミナーです。
またその開催期間中、受講生同士で日々の成長を報告し合うFacebook上の場が設けられており、その場限りの講座では無いことも、学びの場としては効果的だと考えています。
前回までの様子はこちらのエントリーでどうぞ
第2講の1日目は、いよいよ潜在意識で自分自身を形成していると言っても良い、コアビリーフとむきあう場でした。
コアビリーフとは
ビリーフは直訳すると「信念」とか「信条」ですね。
ビリーフは、言い換えれば自己定義。
一番の根っこの部分にあるビリーフで、さらに否定的なビリーフを「コア・ビリーフ」と、講師の彩さんは定義しています。
このコアビリーフによって、大人になった今でも、自分の行動は無意識に決定され制限されています。
僕のコアビリーフは、被害ビリーフ。
「自分は攻撃される」という思いです。
わかりやすく言うと、田舎のヤンキーが目が合っただけで「なにガンとばしてんだよ!」っていうやつです。
この被害ビリーフの中でも、対人関係についてのビリーフである「ちゃんとしないといけない」「こんなこと言ったら嫌われる」というビリーフが、僕の中に深く根付いています。
これは裏を返すと「本当の自分はダメだ」「本当の自分は悪い」ので、表に出すとヤバいヤツだと思われてしまう、と潜在意識に植え付けられているということです。
ビリーフ(自己否定)を意識してない間は、それが事実だと思い込む
僕の場合「ちゃんとしないといけない」と思っているので、会社にはスーツじゃないと行かないし、特に先生や上司など目上の人に対する服従がハンパないです。
僕にとってはそれが当たり前でも、同じ会社の中には私服で来る人もいますし、上司に自分の意見を平気で主張できる人も当然います。
例えば、僕は少し前までは承認をもらう会議の場で、「この文章はおかしいからこう直せよ」って言われたときに、これまでは「わかりました」と、上司の指示のままに修正していました。
その方が楽だと思っていたんですね。
ビリーフを意識することで、目上の人と話しているときに、何か言葉を飲み込んでしまったときに「あぁ、『こんなこと言うと嫌われる』って言うビリーフが動いているなぁ」と思うことができるようになりました。
そして、同じようなシチュエーションでも、その今まで飲んでいた言葉を、口から発することができるようになりました。
つまり、もう一歩踏み込んで、例えば「以前指摘されて修正したものから変更していません」とか「いや、この場合はこの文章の方が今のお客さんとの交渉状況とマッチします」など、自分の思いを主張できるようになったのです。
そ宇言う行動の変化ができるようになって初めて、実はこうやって議論した方が目上の人は「ちゃんと考えているんだな」と評価してくれる可能性が高いことに、ようやく気づくことができたわけです。
まとめ
コアビリーフは、子供の頃に起こった些細な出来事から、勝手にインストールされた思い込みで、それが大人になった今でも行動を制限する形で自動起動します。
「コアビリーフが起動した!」と気づけることで、今までは無理だと思っていたことができるようになります。
勝手に設置された蓋で行動を制限されていたものが、「蓋がある」と 認識することでその蓋を外すことが初めて可能になる、というわけです。
コアビリーフを意識して、コアビリーフが外せるようになって初めて、今まで自分を制限していたものから解放され、周りにある現実とむきあえるのです。