先週下北沢にカレーフェスティバルに行ったときのこと。
2軒回って、だいぶおなかも膨れてきたのでぶらぶらと散策していたなかで、ふっと靴屋さんに入ってみました。
別に何も買うつもりはなく、ただ時間つぶしのつもりだったのですが、店内の一番奥になんだか気になる一足がありました。
それが今回ご紹介する、SPINGL COMPANYのSPINGLE MOVE(スピングルムーブ) SPM-110です。
スピングルムーブ SPM-110 – 試し履きしてそのまま衝動買い!
ぼくの足は、それはそれは典型的な日本人的の足なんです。
甲が高く幅も広い。
そんな足なので、オシャレ靴を履こうとしても、甲の高さが合わずに履きづらかったり小指が押さえつけらたりで、とても履く靴が制限されています。
イタリアの靴なんて全滅です。
今まではDRAGONBEARDというこれも日本製のスニーカーを愛用していたのですが、ちょっとデザイン的に年齢と合わなくなってきたと感じていました。
ゴチャゴチャしてないシンプルなデザインが良いなぁと思っていたんです。
で、ふと目に止まったのが、スピングルムーブ PM-110でした。
試し履きしてみたらものすごくフィットする
見た目はスリムなんですが、履いてみると中が広いんですよね。
ぼくは普段ビジネスシューズであれば26.5cmなんですが、Lサイズでピッタリ。
このピッタリが異常にピッタリなんです。
つま先はあたらないのでストレスがなく、かかとと足の両側がホールドされている感じ。
そして甲の高いのは大きく切り取られたデザインのおかげでまったく気にならないです。
お店で両足とも履いて、お店の中を1周し終わった頃には、「これ買います」と言っていました。
重心が安定する
このスピングルムーブは土踏まずの前半くらいが隆起しています。
試し履きした瞬間、今までにない感覚だったのですが店員さんに「前のめりにならずに後ろ重心になります」と説明してもらいました。
普通に立ってみると、母趾球と土踏まずの前半1/3くらいがやや高いように感じて、重心が2/3くらいのちょうど脚の真下になるような姿勢に自然となります。
おそらくこれが一番負担のない姿勢なんだと思いました。
じっさい鏡の前で立ってみると腰の負担がへって楽でしたね。
カンガルー革がやわらかくていい
これも試し履きして初めての感覚だったのですが、履いた瞬間に足に馴染んでいました。
普通ちょっと硬いなぁとか感じるのですが、もう1ヵ月くらい履いた感覚です。
こちらも店員さんに聞くと、牛革よりもやわらかいカンガルーの革を使っているのだそうです。
まとめ
イタリア製のオシャレな靴を自由にはきこなせれば楽しいとは思うのですが、いかんせん典型的な農耕民族び甲高で幅広でどっしりしている足には甲か側面がどうしても窮屈になってしまいます。
スピングルムーブはデザインもシンプルな中に上品さもあり、かつ毎日履きたくなるようなしっくりした感触。
全てハンドメイドと言うことで、あまり数が出ないそうです。
もし店頭で見かけたらぜひ一度試し履きしてみてください。
今まで感じたことのない履き心地にビックリしますよ。