2015年11月21日のものくろキャンプに参加しました。
ダイビングをきっかけに記録に残せるように写真を撮り始めたのをきっかけに、写真を撮る行為自体は好きです。
今回のものくろキャンプでは、スマホを使っておしゃれに写真を撮るコツを教わりました。
当然ながらデジイチや明るいレンズを使えば、きれいな写真を撮ることはできます。
が、普段から持ち歩いているスマホでも、機能を使えばそれなりにおしゃれな写真を撮ることができます。
「写真を撮る」ことが目的でなければ、なかなかデジイチを持ち出しませんよね。
ちょっとしたときのスナップ写真を撮るのに有効な、スマホの機能とテクニックを教わりましたのでご紹介したいと思います。
写真が苦手でも大丈夫 スマホでおしゃれに撮る3つのコツ
ピント命
一つ目のコツはピントを合わせることです。
物を写真に収めるからには、自分が映したいものにピントが合ってなければいけません。
たとえば食事を取るのでも、お皿全体にピントが合っていれば記録的な意味合いの写真になります。
一方で、例えばハンバーグなどのおかずにピントが合っていれば、ハンバーグが美味しいよ!と言う意味合いを持たせることができます。
そしてスマホは自動でピントを合わせてくれるのですが、これが時に自分が思っているところにピントが合わない原因となります。
そこでどうするかというと、「AE/AFロック」という機能を使います。
「AE/AFロック」とは、その時点での露出とフォーカスを固定する機能です。
やり方は簡単、自分がピントを合わせたいと思う被写体を長押しするだけです。
長押しする時間は、ホーム画面でアイコンがブルブル震えるくらいの時間です。
画面上部に「AE/AFロック」と表示されたら成功です。
もちろん、この位置でピントが固定されるので、スマホを動かせばピンぼけの写真になります。
さらに、この状態で画面上下にスワイプすることで、露出を変更することができます。
解除するには、黄色い枠以外のところをタップするだけです。
構図のパターンを覚えて、型にはめる
2つ目のコツは構図です。
写真には、見やすい構図やパターンが存在します。
同様にダメな構図も存在します。
一番意識しやすく、iPhoneでも機能としてあるのが、三分割構図。
設定から【写真とカメラ】を選択し、その中の「グリッド」をONにします。
そうすると画面が9分割されて表示されます。
この線や、交差する点に撮影物を置くと収まりが良いです。
たとえば、この写真もずれているように見えますが、なんとなく収まりよく見えませんか?
クロスと机の境目を下3分の1のところに置き、シーサーの目を上の線と左の線が交差するところに置いています。
ワークではこの3分割構図の他にも複数紹介してもらいました。
梅ちゃんも挑戦してみたいという、トンネル構図。
僕も機会があればチャレンジしたいです。
雰囲気を出すために加工
3つ目のコツは写真の加工。
加工と言っても、フィルタを選ぶだけです。
画面右下のフィルタボタンをタップすると、8種類のフィルタが表示されるので、その時の自分の感情にまかせて選ぶだけ。
個人ワーク。僕のテーマは「まる」
3つのコツをならったところで、会場全体もしくは会場外も利用して撮影会開始!
思い思いに自分のテーマを決め、写真を撮っていきます。
僕はテーマを「まる」にしました。
そして、構図はその被写体だけに注意を集中させる「ひのまる構図」。
普段の視線にはないポジションを意識し、あとはボケや加工で勝負してみました。
▲ かぶき揚げ(笑) パラオの国旗をイメージして露出を上げてみました。
▲ コーヒーカップ。露出を最大限に上げて、回りをとばし、コーヒーの中のiPhoneのレンズのまるも出してみました。
▲ 会場がコンクリートの打ちっ放しだったので、その壁のまる。モノクロにして、今度は逆に露出を落としてみました。
▲ 花瓶の花のまる。インスタント加工にして、背景は暗めにして白を浮きだたせる感じで。
▲ ロールスクリーンの持ち手のまる。 こちらは背景がぼけるのを期待してみました。
まとめ
個人ワークが終わった後、ひとりずつ発表したのですが、みなさんそれぞれ個性が出ていて面白かったですね。
特に男性陣の写真が結構ガーリーな仕上がりになっているのには笑ってしまいました。
これまでは自己流でしたが、写真ワーク面白かったので、基礎から学びたいと思いました!
今後はライティングのワークショップもやりたいと言うことなので、気になる方はものくろキャンプのサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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