今回ご紹介するのは、パオロ・カルディーニさんの「マルチタスクはやめて、モノタスクを」です。
コンピューターの頭脳であるCPUも実はいちどに1つの処理しかできません。
1つの処理を細かい処理に分割して短い間隔で実行したり、複数のCPUを並べたりしてあたかも同時に実行しているようにみせかけています。
実は人間の脳も、CPUと同じくいちどに1つの処理しかできないとパオロさんは言います。
僕も同時に複数の作業をこなせないかといろいろ取り組みをしてみたのですが、結局複数同時にできたとしても、そのクオリティや1つのタスクにかける時間を合計してみると、1つのタスクに集中した方が効率的だと言うことに気づいています。
最近はもっぱらポモドーロと言われる時間を切って1つのタスクに集中して処理するやり方でタスクをこなすようにしています。
ポモドーロとは、25分1つのタスクに集中してそれ以外はやらず、25分経過したら5分休憩する。それを僕の場合3セット繰り返したらちょっと長めの15分休憩をいれるという仕事術です。
このポモドーロ中に、たとえば電話で依頼されるようなタスクも基本後回しにします。
どうしてもすぐに対応が必要な依頼タスクがあった場合は、そのポモドーロタスクはなかったことにして、もう一度最初からやり直し、と言うのがそのルールです。
心惹かれたワード
- スーパーマルチタスクができる人はたったの2%
- 1つのものごとに集中するという 選択肢を考え直そう
- デジタルな感覚を 完全にオフにしてみよう
本日のTTP
パオロさんの特徴は、口ひげ。
一度見たら忘れることができない見事なカイゼルヒゲです。
人に覚えられるような見た目というのも、考えた方が良いなぁと思いました。