「有田と週刊プロレスと」 – 「10.9」にピンとくる方にはオススメの番組

 

ぼくがプロレスにハマったのは、中学生の時でした。
それまでは、1年に2回くらい巡業でやってくる時に貼られた電柱や店頭のポスターで知っているくらい。

友人からもらった招待券で見に行くことはあっても、なんだか太っちょのおじさんと怖い外国人が暗い中で戦っていて、あまり興味を惹かれませんでした。

それが闘魂三銃士とか獣神サンダーライガーをテレビで見て、一気にハマりました。
そのビジュアルとか跳び技に惹かれ、大会ごとのベルトを狙うストーリーもその当時はわりときっちり描かれていましたからね。
東京に出てきてからは、後楽園ホールや武道館、東京ドームに両国国技館と年に何回もプロレス会場に足を運んでいました。

そんな頃の熱い記憶を甦らせてくれそうな番組を、Amazonプライム・ビデオの中で見つけました。

 

「有田と週刊プロレスと」 – 「10.9」にピンとくる方にはオススメの番組

「有田と週刊プロレスと」は、Amazonプライム・ビデオが独占配信する番組です。
11月23日に第1回の配信が始まりました。

ぼくもハマっていた頃には毎週買っていたプロレスの週刊誌「週刊プロレス」。
この「週プロ」のバックナンバーを番組の冒頭で1冊選んで、その時の話題でプロレスを語るという構成です。

そしてその1回目のバックナンバーが、1995年10月の週プロ。
当時のプロレスは今と違って、団体の枠を超えた交流戦はほぼありませんでした。
各団体が最強のプロレス団体は自分のところだと言う感じで、他団体は無視をしている状態。

そんな時代の流れの中で、突然開催されたのが10.9 東京ドーム大会でした。

この試合、当時大学生だったぼくも現場にいました。
1試合目の若手以外はすべてシングルマッチ。

殺伐とした中で試合が進み、長州の「キレてないですよ」発言が生まれたのもこの日。
そしてメインの武藤敬司・高田延彦の試合は2人とも凄まじいオーラを発しながらの登場だったことを覚えています。

 

で、番組の中でその10.9を熱く語るのかと思いきや、ゲストがまったくプロレスを知らないため、日本のプロレスの歴史からトークが始まります。
力道山、馬場・猪木、J鶴田・天龍・藤波・長州、そして闘魂三銃士に前田・高田のU系へと立て板の水のようにトークが流れる様子は圧巻でした。

ようやく10.9にたどり着いたところでタイムアップ。
10.9の内容にはまったく触れられませんでしたね。

次回この続きをやるのか、それともまた違う号を取り上げるのかまったく触れられずわからないのですが、次回の放送も楽しみです。

 

 

まとめ

30分番組なんですが、CMがないのでテレビの30分番組よりもずいぶん長く感じました。

クオリティは普通の地上波と変わらないレベルだけど、提供するネタがマニアックな視聴者にだけ受けるようなネット配信番組って、これからどんどん増えてくるんでしょうね。

Amazonプライム会員の登録はこちらからどうぞ。

 

 

広告