ウェルスダイナミクスって?組織のチーム力を底上げするシステムだと感じた1日

例えば、会議の席で上司から
「お前もなんか良い案ないのか」 「何でも良いから意見聞かせて」
って言われて、何も返せなかった経験ってありませんか?

あるいは、いつも思いつきで行動してしまって
「考えてから行動しろ」 「もうちょっと落ち着け」
なんて叱られた人もいるかもしれませんね。

自分ができないことを苦もなくできてしまう人がうらやましくなり、
「仕事ができない」 「だから僕はダメなんだ」
っていうふうに思っている人もいるでしょう。

  • ホリエモンみたいにバンバンアイデアを出して人を引っ張っていきたい!けど、何を発信して良いのかさえ分からない
  • 毎日コツコツ仕事をして、お客さんの信頼を得たいけど長続きしない

実はそれって間違ったゴール、なりたい人物像を設定している可能性があります。

できることを伸ばして、自分に足りないところはできる人に任せて、楽に仕事をして効果を上げることができるシステム、それがウェルスダイナミクスです。

ウェルスダイナミクスって?組織のチーム力を底上げするシステムだと感じた1日

Facebookのタイムラインにはいろいろな情報が流れてきますが、その中で以前から気になっていた単語が「ウェルスダイナミクス」。

ひらめきメモのF太さん(@fta7)と、人に気づきを与えるプロコーチの千恵さん(@yawn_c)が、そのウェルスダイナミクスの超入門講座を開催するということで参加してきました。

W = V × L

ウェルスダイナミクスを直訳すると「富の力学」です。

ウェルスダイナミクスでいう富とは、お金や所有物ということではありません。
今持っているお金や物が全部無くなってしまったときに、最後に自分に残っているもの、です。
富は、技術や経験等の自分の価値と、家族や人脈や所属している組織や現代のテクノロジーなどのテコの掛け算で表現されます。

つまり方程式であらわすと

W 富 (Wealth) = V 自分の価値 (Value) × L テコ (Leverage)

です。

豊かな人生を送るためには、自分の価値を上げることと自分の回りの環境を向上させる両輪が必要なのだと理解しました。

消耗する人と消耗しない人

冒頭の例のように、同じ仕事をでも楽しんでやっている人と苦しみながらやっている人がいます。

頑張って頑張って、時には円形脱毛症になりながら結果を必死に産みだしている人。
同じ課題にぶつかっても、ヒョイヒョイと乗り越えて行く人。

頑張っている人から見れば羨望のまなざしで「あんな人になりたい」と思い、上司も「あいつを見習え」なんて言うかも知れません。
でも、それってウェルスダイナミクスでいう周波数の違いなんです。

できないものは、できないんです。
だったらできることだけ、やればいい。
できないことはできる人を見つけて、その人にやってもらえばいいんですね。

周波数

ウェルスダイナミクスではそのモデルを直感的か五感的か、内向的か外向的かの4パターンの周波数で分類します。
さらにその4種類を挟む4種類を足した8パターンのプロファイルでモデル分類しています。
それが以下の4つ

  • ダイナモ
  • ブレイズ
  • テンポ
  • スチール

自分がどの周波数が強いか、で自分と他の人の違いを感じやすくすることができます。

ちなみに僕はテンポ。
実は簡易診断を受ける前は、4つの周波数の中で「1番中途半端で嫌だなぁ」と思ってました。

僕のテンポっぽい行動・考え方

簡易診断はわずか数問の問いに答えるだけで導かれる周波数なんですが、講座を受けた限りではテンポの中でもどまん中、トレーダーっぽいと思わざるを得ませんでした。

最後のワークで、自分の周波数っぽいところを書き出すというのをやったんですが、まぁ出てくる出てくる(笑)

  • 何かを決めるときに全員の意見を聞かないと気が済まない
  • 上司や先輩がいる環境の方が楽
  • 新し物好きだが、効率が良いとか便利さを求めている
  • 具体的な数値や指標が好き
  • おかしいと思うことでも、社会のルールは破らない
  • 電話を受けるのが嫌い→自分のタイミングではない
  • 業種のちがう顧客や、職種の異なる仕事でもそれなりにこなせる

でも人の輪の中にいるのは好きだし、誰に聞けば良いかなぁなんていうブレイズっぽい発想は良くします。
ただ、ブレイズキャラのパーリーピーポーのイメージは無いかなぁと。。

まとめ

ウェルスダイナミクスを知ることで何ができるかというと、自分の足りないことが何かを判断しやすくなり、苦労をしなくてすむということです。

自分に足りない(プロファイル上足らないことになっている)ことは、逆サイドの人に任せ、自分の長所を伸ばすための指標が明確になり、その目標となる人物や考え方をあらかじめ取捨選択できるようになります。

さらに、組織の中にウェルスダイナミクスの考え方を取り入れることで、組織が必要とするチームの力を効果的に発揮できそうです。

仕事がなんだかうまくいかない、上司や同僚とそりが合わない、なんて方にはウェルスダイナミクスの考え方を学ぶことをオススメします。

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