先週金曜日から風邪をひいています。
今朝起きてもまだ引きずっている感じでした。
熱などは無いのですが、咳と鼻水が止まりません。
僕の中ではこの症状は風邪の治りかけなのですが、会社には一番来てほしく無い状態ですよね。
というわけで、今日は出社せず自宅で作業することにしました。
いわゆるテレワークのうちの在宅勤務というやつです。
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
※「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語
テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)の3つ分けられます。
休日作業や緊急対応として、昔からテレワークが出来る環境はあったのですが、通常業務を在宅で行うのは初めての経験でした。
通常業務を在宅で行うことのメリットとデメリットについて、改めて感じたメリットとデメリットをそれぞれ3つずつまとめてみました。
photo credit: Matthias Cooking and Working via photopin (license)
目次
テレワークのメリット
通勤時間が0になり、圧倒的に自由時間の確保ができる
社員が最大のメリットを感じるのが、この通勤時間0分だと思います。
通勤時間だけでなく、会社に行く支度もしなくて良いので、都内に通勤している方なら2〜3時間は自由に使える時間が増えます。
当然業務に使っても良いでしょうし、自己研鑽や家族との時間などプライベートに使うのも自由です。
ツールを使いこなせばコミュニケーションの問題なし
会社ではコミュニケーションの手段やタスク管理の手段として、複数のツールを使用しています。
そのため、コミュニケーションについてはほぼリアルタイムに行うことができます。
そういえば電話は、お客さんに電話する以外には使いませんでしたね。
電話や声掛けなどの割り込みタスクが発生しないので作業に集中できる
会社にいると内線がかかってきたり、ちょっとしたことでも口頭で質問されたりします。
その都度、割込タスクとして処理する必要がありますが、在宅だとそれがないですね。
今日はポモドーロを使って、これまでずっと溜まっていた緊急じゃないけれど重要な(いわゆる第2領域の)タスクをこなすことができました。
テレワークのデメリット
顔色がうかがえないので空気が読めない
メリットも多くありますが、逆に気を遣うのが空気が分からないこと。
ツールで投げかけても、返事がしばらくなかったりすると「何かトラブルかなぁ・・・」などと心配になりましたね。
あとは口頭での会話がない分、ツールで質問とか確認を頻繁に投げていたので、向こう側でイライラしていないかなどといらぬ心配もしてみたり。
議論する機会が無い
ツールでのコミュニケーションでは、基本無線通信のような投げかけに答えるようなキャッチボールが主体となります。
チーム内での議論とかの機会がないので、発展的な行動ができにくいと感じました。
明確なタスクが必要
今回は溜まってたタスクを処理できたので成功といえます。
しかし、日常的に在宅勤務を行うのは少し難しいかなぁとも感じました。
成果物責任を伴う作業で、かつ、時間単位で細切れにできるタスクを依頼するのはきわめて有効だと思います。
依頼する側もただ何となく、ではなく、何をいつまでにを明確にして、進捗を確認できる仕組みがないと、在宅勤務では空き時間ができてしまうと感じました。
まとめ
テレワークは、やむをえず会社に出社できない場合には有効な手段だと思いますが、前向きに活用するには少し難があるかなぁと感じました。
また、物理的に距離を置くだけで「義理・人情・浪花節」が無くなるのも課題かなぁと。
もちろん、社員にとっては自分の時間が増えると言うことで、裁量労働制でしっかり管理・評価できる経営陣・管理職がそろっていれば、有効な手段だと思いますが。
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