毎日30度を当たり前のように超えてくる、うだるような暑さに耐えきれず、週末になると山に逃げようといろいろ山への想いを張り巡らしています。
そんな中、友人から「木曽駒行こうよ!」と誘われ行ってみたのですが、全然大変じゃないのにそこには素晴らしい風景が待っていました。
山を始めてみたいけど、道具揃えるのがめんどくさかったり、体力がないなど、やらない理由はいくつも思いつき、なかなか決心がつかない、そんなあなたやそんなパートナーを持つあなたのために、道中の写真を織り交ぜながら、木曽駒の魅力についてまとめてみたいと思います。
目次
[木曽駒ヶ岳]登山をはじめたい人or初心者におすすめの4つの理由
その1 まったく歩かなくても2,600mの高地に行ける!
駒ヶ根の菅の台バスセンターからバスに揺られること30分~40分でしらび平駅に着きます。
さらにそこからロープウェイに乗り換えて7,8分で千畳敷駅に到着します。
千畳敷駅は2,612mのところにある日本一標高の高いところにある駅です。
そして駅から出た瞬間に飛び込む風景がこの千畳敷カールです!
時間帯によってはバスセンターで行列、ロープウェイでも行列に並ぶことになります。
しかし、バスセンターでは複数台のバスがピストン運行され、全員座れる仕組みになっています。
また、しらび平駅では整理券が配られるので、千畳敷カールに思いを馳せつつ、高山植物を探して散策するのも良いかと思います。
その2 山に登らなくても絶景を楽しめる!
千畳敷カールの風景を楽しんだら駅の逆側に行き、今登ってきたロープウェイを見下ろしてみるのがオススメです。
天気が良ければ南アルプス越しの富士山を望むことができます。
また千畳敷カールの中はしっかりと遊歩道が整備されており、ツアーの方たちも、スニーカーとか普通の服で高山植物を楽しめるほどです。
1時間もあればぐるっと1周回れます。
その3 八丁坂でのカールの俯瞰、千畳敷の威圧感がすごい
遊歩道に別れを告げて、登山口から八丁坂にはいります。
最初にお断りしておくと、この八丁坂が一番きついです。
ここはジグザグの道で、しかも人が多く、足下は花崗岩の大きめの石がゴロゴロしていて、とても歩きづらいです。
しかしながら、この道中の風景や高山植物の群生が疲れを癒やしてくれます。
ジグザグなので休憩スペースは多いので、人の邪魔になったりする心配はあまりありません。
一歩一歩あがりながら、上を見たり下を見たり振り返ったり横をみたりと刻々と変わる景色を眺めながら歩くのは最高の気分です。
その4 たった300m登るだけで、360度の大パノラマを楽しめる
八丁坂を登り切ると、そこは乗越浄土と呼ばれるところです。
手前に宝剣岳の切り立った山頂があり、山荘越しに次の目的地の中岳が見えます。
中岳までは30分、さらにその奥の駒ヶ岳までも40分程度で到着できます。
駒ヶ岳の山頂は2,956mなので千畳敷駅の2,612mからは344mしか登らなくてすみます。(中岳経由なので、上り下りはあるのでしっかり登山気分は味わえます)
駒ヶ岳の山頂まで来ると遠くに御嶽山・北アルプス・八ヶ岳など中央アルプスの向こうには富士山と、360度アルプスの大パノラマを堪能できます。
まとめ
今回はじめて木曽駒に行ったのですが、ちょっと動くと写真を撮り、またちょっと動くと写真を撮るという、登山の醍醐味と奥深さの一歩目を味わえました。
都心からは少し離れているので、都会の喧噪を離れて自然を楽しみたいと言う方には千畳敷カールは是非オススメです!
2,600mなので、地上とは約18度の温度差があります。
避暑と言うには肌寒く、上着が必要なくらいに非日常の世界を味わうことができました。
しっかり登山をするには物足りないですが、これから山歩きしてみようかなとか、私のような初心者にはお手軽に山登りの気分をしっかり満喫できます。
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