勝間和代さんの「2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム」を読みました。
昨日ご紹介した、八納 啓創さんの「なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?」に続き、住まいに関する1冊です。
勝間さんは無料のメルマガを毎日発行されていて、ぼくは去年のはじめくらいから購読しています。
読み出した頃は、このガジェットが良かったとか、ゴルフにはまった、自転車にはまった、バイクにはまったなど、いろんなモノであふれている生活が容易に想像できる内容でした。
そんな勝間さんが、今年に入って断捨離を行い、わずか2ヵ月くらいでモデルルームのような家になるまでの経緯をまとめたのが、今回ご紹介する1冊です。
芸能人や有名人が、ダイエットや家の掃除を短期間で集中して行い、その放送時点では「変わった!」と成功で終わるテレビ番組ってありますよね。
が、その数ヶ月後や数年後にはリバウンドしてさらに体重が増えていたり、家の状態も元のゴミ屋敷に戻っている事も多いです。
その原因は、番組の企画でやればできるけど、普段の日常生活に戻ったときにはできないから。つまり、考え方が変わってないんですよね。ゴールしたことで達成感もありますし。
クエン酸や重曹などを使った掃除や、こんまりさんのときめく片付け方、ちょっと前だと松居一代さんの「マツイ棒」など、掃除に関するテクニックは世の中にあふれかえっています。
でも、テクニックを知ったところで続かないと掃除の意味がありませんよね。
一方、勝間さんは、家の掃除だけにとどまらず、毎日のメルマガの中で今は料理の断捨離にはまっています。
生活習慣が去年と全然違うんですよ。
勝間さんは本書を発行後も、さらに断捨離が加速しているので、そのリバウンドしない方法を知りたいと思ったのが、本書を手に取った動機です。
それではご紹介します。
目次
2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム by 勝間和代 – リバウンドしない生活習慣を手に入れたい
「収納破産」による「思考停止」から抜け出す
我が家がまさにこの「収納破産」状態ですね。。
去年の秋に娘が生まれ、モノが増え続けています。
大量のおむつやお尻拭きのストック、ベビーカーやバスチェアなどの大物から、食事道具、絵本やおもちゃ、大量のタオルに服などが一気に増えました。
振り返ってみると春くらいから、本書の中で定義されている「収納破産」からくる「ものぐさ」状態に陥っていますね。
自分の持ちものでは無いので、娘の荷物を捨てるわけにはいきませんが、もうすでに小さくて着れなくなっている服は沢山眠っていそうです。
「断捨離は伝染する」という言葉を信じて、まずは「次引っ越すまではこのままでもういいや。。」というマインドからは抜け出そうと思います。
物のINとOUTを管理する
ダイエットの基本が、口にする食事と運動や排泄などで出て行くバランスで決まっていることは明らかですね。
ダイエットは、足し算と引き算しかなく、「これだけ食べれば必ず痩せる!」みたいなかけ算や割り算はありません。
それと同じように、家の中に入ってくる(IN)モノと家から出て行く(OUT)モノのバランスが重要です。IN>OUTだとモノは増えますし、IN<OUTだとモノは減ります。
とても分かりやすいロジックですね。
これをモノを購入するときに「使用頻度と占有スペース」で判断すれば、おのずとINが減りOUTが増えるというわけです。
ジャストインタイムを習慣づける
冷蔵庫の中のもので、何日食べていけますか?
うちは冷蔵庫はかなり小さいのですが、それでも4日くらいなら行けそうです。
大きい冷蔵庫をお持ちの家庭であれば、1週間分あるというお宅もあるのでは無いでしょうか。
ためこまず、最低限必要なものだけを置いておくということがモノを減らすコツです。
実際今確認したら、洗面台のしたから次から次へと洗濯洗剤やシャンプーなどの取り替え用のストックが次から次に出てきました。
まとめ
今朝、通勤電車の中で本書を読み進めていたのですが、乗り換え駅でUターンして家の片付けをしたくなりました。
勝間さんほど極端に断捨離をするのは、なかなか難しいかもしれませんが、本書でも述べられているように、我が家にも確かにクローゼットの中には何年も着ていない服が大事に吊られています。
また既に使っていないガジェットや、どれにさして良いのか分からないケーブルや同じケーブルが何本も出てきます。
勝間さんは睡眠に関する本を読んだことがきっかけで断捨離を始めたそうですが、ぼくにとっては、この「2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム」がそのきっかけになりそうです。
取りあえず、寝室を整えるところから始めようと思います!