先日、会社主催のセミナーがありました。
毎年実施する、社外の方に来ていただく製品発表会のようなものです。
営業が主体となって実施するイベントなので、技術である僕は裏方に徹しています。
ほぼ毎年行っているセミナーなので、段取りはほぼ決まっており、僕の役割は誘導とデモブース での製品紹介。
ちょっと今年は違う事がしたいと思い、いつもはコンデジで撮影しているWEB用の写真の撮影係をやりたい、と立候補しました。
photo credit: Canon EOS 70D Unboxing via photopin (license)
公私混同したらワクワクして、クオリティの高い仕事ができた
公私混同したものとは?
毎年カメラ係は何年も前のコンデジで撮っていたのですが、自分のカメラを持ち込みました。
持ち込んだ器材は、CANON EOS 70D + EFS 18-135mm + SPEED LIGHT 320EX。
欲しい写真イメージと言われていた受付風景も、きれいに前ボケした写真にしました。
会場はプロジェクターを使って行う発表形式なので、現像も一工夫。
露出を人物に合わせて暗めに撮影したRAW画像を、LightRoomの円形フィルターを使ってプロジェクターの絵と発表者が両方綺麗に写るように調整しました。
当然演者が目をつぶったりつまらなそうな表情はNGです。
台本を読み進めていく形式だったのですが、一瞬客先を見るチャンスを逃さず、抑えて一番いい表情を後で探せるようにしました。
また構図にもこだわりました。
先日のものくろキャンプで習った事をフル活用しました。
特に気をつけたのが、人物を入れる時は3分割構図のライン上に置くとか、人物は串刺し・首切りにならないようにする事ですね。
演題が置かれているのが柱の前で、普通に撮影すると柱の線で串刺しになってしまいました。
そこで遠目の横位置から柱と演者が被らないようにしました。
また、会場全体を撮る場合は水平位置に気をつけたり、手を伸ばして俯瞰的に撮るなどしました。
公私混同したら、楽しかった!
僕はカメラが好きなので、いろいろ構図や人の表情にこだわって記録写真を撮っていたらとても楽しかったです。
例年なら、早くおわんないかなぁ。。。とボーッと聞いているセミナーも、あちこち動き回ってあっという間の2時間でした。
(まぁ、内容が頭に入ってないのは例年と変わりませんが)
公私混同した結果、評価されました!
撮影した写真を現像するのも、業務なので自分のMacを会社に持ち込みました。
ここまでこだわったので、見たら一発でコンデジや、何も意識せず撮影された写真とは、カメラに興味が無い人でも違いがわかるクオリティの写真ができていました。
なので、上司からは「この写真を使って他部門にアピールするための資料を作ろう」と言ってもらえましたし、営業からはサイトに使える写真がいっぱいありすぎて、選ぶのに困ると言われました。
まとめ
今回の自分のカメラを持ち込むというのは、誰もそこまで望んでいませんが、評価は当然高くなりますね。
自分も、なかなか人物をじっくり撮影する機会など無いので、勉強になりました。
僕の目標は、仕事とプライベートの境界線をできるだけなくす事なので、このやり方は結構受け入れてくれるものである、と確認する事ができました。
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