先日、半年以上悩んだあげくにCanon EOS 70Dを購入しました!
これまではNikonのD40を使い続けてきました。
D40は本体だけだと500gを切っていて、サイズもすっぽり手に収まる感じで、ちょっとした外出の時でもカバンにいれておくことができ気に入って使ってきました。
それでも今回、70Dを買いたいと思ったきっかけと、買いかえるまでにいたった理由をまとめておきたいと思います。
目次
1. そろそろカメラを買いかえたい
D40はお気に入りで使っているとはいえ、2006年の発売開始から7年以上が経過しています。
スペック的にも有効画素数610万画素とコンデジはもちろんiPhoneにも見劣りします。
ふとした瞬間を切り取るだけならいつも手元にあり、すぐに取り出せるiPhoneに軍配が上がります。
そんななかでも一眼を使いたいのはやはり、大きいレンズで光を取り込み、ファインダーを覗くことで切り取る絵を考えて自分の絵を作ることができるという、物理的な優位性と魅力があるからです。
機能的にどれだけ優れていても、一眼には一度ハマると抜け出せない表現力の豊かさがあると思います。
2. NikonにくらべてCanonの方が人を撮るのにむいているらしい
これまでNikonを使ってきたら普通はNikonを使うのが一般的だと思います。
それはレンズという資産を使い回せるからというのが、大きい理由だと思います。
幸か不幸かレンズを買い回ししなかったので、その悩みはあまりありませんでした。
そして調べていて目につくのが「キヤノンは人を撮るのにむいている」ということでした。
やはり一眼でその瞬間を切り取りたいのは家族や友人であり、風景などは背景でしか無いと思うようになってきました。
3. バリアングル液晶を使いたい
一眼はファインダーをのぞき込み、視界の中から絵を切り取り、ベストの瞬間にシャッターを切ることに集中できることが魅力だと思っています。
写真の印象を変える時に目線の位置から外すことは有効な手段だと思います。
たとえば人の目線よりも高い位置から写真を撮るとか、足首くらいの高さから花を撮りたいなど。
いままでは手を伸ばしたりかがんだりしてファインダーから覗かずに、何枚もシャッターを切っていました。
ただやはり、思い通りの写真は撮れることの方が少なかったのは事実です。
バリアングル液晶であれば上からでも下からでも絵を確認しながらシャッターを切ることができます。
ファインダーを覗く方が好きですが、便利さではバリアングル液晶は必要なハードウェアだと言えると思います。
4. 動画も撮りたい
日経トレンディネットさんのレビュー記事を見ておもいっきりやられました。
キヤノン「EOS 70D」、新搭載のAFが一眼レフの動画撮影を“晴れて”実用域に – 前後に動く動体への追従性能をチェック 日経トレンディネット
これがカメラ任せで何も触っていないで撮ることができるというのには、たいへんおどろきました。
フォーカスが意図しているところに、ぽんぽんと小気味よく合う様子は、デジカメの動画機能が新たな領域に入っていると感じました。
5. 基本性能が魅力的
基本性能については、発売開始された去年の秋に多くのサイトで語られていますが、上の動画にも影響している「デュアルピクセルCMOS AF」による基本性能の向上には惹きつけられました。
またこれまでD40では3点焦点だったのが19点になって、しかもフォーカスが合うのも速いということも大きかったです。
まとめ
70Dを購入するまでには、冒頭に述べたように半年以上悩み、購入しようとしてからもショップに3回は触りに行きました。
迷いに迷ったのは、自分がそこまで使いこなせるかということと趣味で持つにはオーバースペック(ミラーレスで良いんじゃないの?)という疑問を払拭できなかったからでした。
いざ買ってみて1週間ほど触っていますが、買って良かったと満足しています。
D40とも共存して使い分けられそうですし、迷っていた労力の分を取り返すためにも70Dを使い倒していこうと思います。