声の出し方学ぶつもりが、プレゼンの展開力が身についた! -「元劇団四季俳優が教えます。実践で身につける伝わる話し方【入門編】」 講座に参加した

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Be yourself 代表の岩下宏一さんの、「元劇団四季俳優が教えます。実践で身につける伝わる話し方【入門編】」と言う講座に参加してきました。

元劇団四季の方が教える伝わる話し方ということで、どちらかというとボイストレーニング的な内容が主体なのかと思いきや、もっと実践的で即戦力になるノウハウ満載の講座でした。

 

声の出し方学ぶつもりが、プレゼンの展開力が身についた! -「元劇団四季俳優が教えます。実践で身につける伝わる話し方【入門編】」 講座に参加した

箱を開いて用意し、物を収める

ぼくのイメージしている伝わりやすいプレゼンの組み立ては、結論や内容をタイトルとその次のスライドくらいで言い切り、そのあとに各論にながれていくというもの。

でも、これだと人を惹きつけることができないことに気づきました。
自分の言いたいことをいくらしっかり網羅して詳細に説明したプレゼンであっても、聞き手に聞く気が無ければ、つまらないプレゼンですよね。

自分のプレゼンを魅力的と感じてもらって、聞く気も持ってもらうためには、映画のストーリー仕立てを真似すると言うことが近道と言うことでした。

映画って、まずストーリーの背景となる説明があり、その後いろいろな事件や問題が起こって解決していきますよね。

この事件や未解決の問題と言う映画でいうところの伏線が、「このあとどうなるんだろう?」と人を惹きつける入れ物になります。

その入れ物の箱にひとつひとつ解決策を入れて、全ての箱をきっちり閉じることで、映画を観る人は「良い映画だった」と思えるのです。

これと同じように、プレゼンでもまず問いかけをして、その問いかけに対する答を提示する構成が有効だと言うことです。
実際に1つの映画を事例として紹介してもらい、すぐにでも取り入れたいと思いました。

 

よいプレゼンはフレームに収まっている

プレゼンで大事なのは、相手に伝えたいことを伝えると言うことですね。

そのため、一番大事なことは、まずは自分がこれから伝えることやその結論をバシッと先に伝えること。
そのあとその根拠となる具体例を出して、聞き手にイメージしてもらい、最後にまとめる。

この一連の流れを1つの塊として、いくつも並べていくと、自然に良いプレゼンになってしまうのだそうです。

 

グッドエンディングで締める

映画であれば、事件を乗り越え新しい生き方や未来が開けたぞ!と言うエンディングが来るとすっきりしますよね。

プレゼンでもこの効果は期待できます。

プレゼンの最後に、「だから私はこうしたいんだ!」とか「これであなたも〜ができる!」など、聞き手にプラスの情報を持たせることができれば、そのプレゼンは良いプレゼンだと言えます。

 

まとめ

この講座は、今回ご紹介したようなプレゼンの構成だけでなく、プレゼンの実践とフィードバックが中心の講座です。

このワークは、それほど難しくは無いのですが、繰り返し同じことをしゃべるうちに気をつけるポイントが多くなるため、最後に参加者全員の前でプレゼンをするときには、かなり上達していることを肌で感じました。

劇団四季出身ということで、勝手にちょっと上から目線の講師像をイメージしていたのですが、さすが人事でキャリアを積まれた岩下さん。

とても気さくで場の作り方が上手く、和やかな雰囲気であっという間の3時間でした。

ぼくも話し方については2点ほど宿題をもらったので、改善できるように意識して練習しようと思います。

 

 

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