夏の京都の風物詩の一つと言えば、鴨川で開かれる床。
いつか鴨川あるいは貴船の川床を訪れ、一杯やりながら夕暮れを満喫したい!と思っていました。
今回の旅行でちょうどタイミングが合い、床を体験することができましたのでご紹介します!
川床とは?
まず、川床は京都の鴨川の他に貴船と高雄にあります。
読み方はそれぞれ、鴨川「かわゆか」貴船、高雄では「かわどこ」と読みます。
読み方に違いがあるのは、語源が違うからで、鴨川の「ゆか」は「高床(たかゆか)」から、貴船・高雄の「とこ」は「床の間(とこのま)」からきているそうです。
鴨川の床は、木屋町から先斗町にかけてズラッと並んでいます。
僕も初めて知ったのですが、お高いイメージの京料理だけではなく、中華や焼肉そしてスタバまでありました。
木屋町の方から鴨川沿いの遊歩道を歩いたのですが、川の流れる音を聞きながら床を見上げて歩くのがとても気持ちよいので、オススメです。
河久-床を満喫しました!
お店までのアクセス
御池通から木屋町通を下ってすぐのところにあります。
店の入り口は木屋町通には面していないので要注意です。
最初のT字路まできたら、それを背にして右側の路地に入ります。
20mほど進むと右手に暖簾がかかっています。
お店はカウンター席ですが、床をお願いすると別棟に案内してくれました。
京料理を堪能!
こちらの河久さんは、京料理をメインに据えつつも、手羽先など素材を活かした和洋折衷のお料理を提供されています。
好きなものを食べたかったので、コースではなく、単品で注文することにしました。
あたりを見渡すと、ほとんどの席がコース料理を頼まれていたようです。
一品目 八寸
鱧寿司と鶏団子、胡麻豆腐に枝豆です。
17時に入店したのでまだまだ暑く、冷えたビールを流し込むには最高のスタート。
お箸にも店名の焼き印がされていました。
二品目お造り
メインに鱧落としを据え、鯛などの白身魚とイカ、赤貝。
鱧の湯引きのことを、鱧落としと言うそうです。歯を押し返すような弾力を感じることができました。
なんで関東では、鱧が取り扱われないんでしょうねぇ。
三品目 生麩田楽
3種類の味の生麩の田楽。
これも美味しかったなぁ。
ぷるんとした舌触りが絶品です。
四品目 河久手羽先
お店のおすすめを尋ねた際に、紹介されたのがこの手羽先でした。
素揚げに近いですね。
手づかみでかぶりつきました。
このあたりで、日がいい感じに落ちてきました。
ほろ酔いで過ぎていく時間を体感できるのは、ホントに贅沢な時間だと感じました。
三条のにぎやかな人通りや鴨川沿いを散歩する人など、全てが最高の演出に思えました。
五品目 満願寺とうがらしの和え物
もう少し余韻を楽しみたいということで、追加オーダー。
辛口の日本酒を頼んでいたのですが、ばっちりハマりました。
まとめ
今回は、雰囲気お料理とも川床を満喫することができました。
後で聞くと、地元の方は梅雨明けの時期は暑いので、もっと遅い時間帯から行くそうです。
ただ、夕方のゴールデンアワーは何にも変えがたい体験なので、個人的には夕暮れ前からノンビリ過ごすのをおすすめします!
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