今回ご紹介するのは、アントレプレナーのデレク・シヴァーズ さんの「目標は人に言わずにおこう」です。
僕が一番最初にTEDを知ったのは、デレクさんの「社会運動はどうやって起こすか」のプレゼンだったと思います。
2010年に当時首相辞任直後の鳩山由紀夫さんが「裸踊り」と表現したtwitterでの発言の元となった動画です。
「新しい公共」が一人歩きを始めました。こんなに嬉しいことはありません。私に「裸踊り」をさせて下さったみなさん、有り難うございました。その私に続いて「裸踊り」をしようと立ち上がって下さったみなさん、有り難う。この伝播力が必ず社会を大きく動かすでしょう。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) June 15, 2010
さておき、このプレゼンでは、目標はおおっぴらにしない方が良いということをデレクさんは語っています。
人に言うことによって達成した気になってしまい、行動に対するモチベーションが下がってしまうと言います。
僕は、毎月やりたい事をノートに書き出して思考を視覚的にイメージしやすくしていたのですが、もしかしたら行動意欲をさげていたのかもしれません。
どちらが自分に合っているのか、もうすこし検証してみる価値がありそうですね。
心惹かれたワード
- 目標を人に話すことが 実現の可能性を下げることは心理学の実験で繰り返し示されている
- 目標を人に話し認めてもらうと、それが一種の社会的現実になる
- 言わなければならない場合、自分に満足感を与えないように言えばよい
本日のTTP
このプレゼンを初めて見たときに、画像だけを使ったプレゼンをいつかやってみたいと思ったことを思い出しました。
「社会運動はどうやって起こすか」のプレゼンは、その光景の動画がすべてを語っていたのですが、このプレゼンではトークの内容にあわせて効果的な画像が使われていてとても理解しやすかったのを記憶しています。
まったく文。。。この目標はだまっておきましょう。