ドローンは、何も知らなくても機体を手に入れるだけで飛ばすことはできます。
しかしながら、200g以上の重量がある機体の場合、航空法の規制対象となり飛ばす場所が限られます。
また操作方法は簡単になっているとは言え、基本的なふるまいや飛ぶ仕組みについては理解しておくに越したことがありません。
突風や地形による環境の変化、あるいは故障などでコントロールできない状態になったとしても、事故にならないように挽回する可能性を残すためです。
ドローンを飛ばすには上記のような理由から、基本的な知識は知っておくべきです。
というわけで、手っ取り早く基礎的な知識を手に入れられるのが検定試験を受験することだと思い、先週ドローン検定(無線航空従事者試験)3級を受け、合格しました。
試験勉強を通じて、機体を操作するだけでは分からない用語や、航空法や小型無人機等飛行禁止法等の関連法案を体系的に学ぶことができました。
今回のエントリーでは、その試験に合格するために使ったツールをご紹介します。
ドローン検定は、落下距離などの物理の計算以外は基本的には暗記物です。
他の試験にも有効な方法だと思いますので、参考にしてください。
ドローン検定合格!受験勉強に役立ったアプリ、グッズを紹介
裁断3点セット
今回の受験では、勉強には1冊しか使用しませんでした。
それがこちらの「ドローンの教科書 標準テキスト」
問題のほとんどが文章も含めて同じ内容だったので、この1冊で必要十分です。
このテキストには、テキスト・問題・解答が章立てで記述されているので、バラします。
そのために使ったのが、いつも使っている裁断トリオ。
このあとスキャンして、テキストと問題と解答の3つのPDFを作ります。
PDFにするには僕はスキャナーを使いましたが、なければこのあとのMetaMoji Noteに送ることができる写真でも何でも良いです。
ScanSnapを使えば、いきなりMetaMoji Noteにスキャンして読み込むことができるので便利ですよ。
MetaMoji Note
MetaMoji Noteは、iPhoneでもiPadでも手書き入力ができるアプリです。
新書ほどの大きさの本であれば、iPhone6sの画面サイズでも十分文字を読むことができます。
MetaMoji Noteで行うのは、問題をひたすら解くこと。
ドローン検定の問題は、知っていることと知らないことがはっきりしているので、どんどん回答して自分が知らない情報をふるい落としていきました。
問題のノートは最初に長押しタップすればメニューが表示されます。
ここからノートテンプレートを作成することができます。
テンプレートにすると編集したときに勝手にコピーされて新しいファイルとして保存されるので、繰り返し問題を解くのに都合が良いですね。
情報カード
間違った≒知らない知識については、情報カードに手書きで要点をまとめました。
情報カードは持ち歩いて、電車の中で復習するのに使いました。
覚えたと思ったら捨てれば良いので、管理も楽ちんです。
試験当日もこの情報カードだけ持って、テキストや問題を見返すことはしませんでした。
まぁ、テキストは裁断してバラバラにしてしまっていますが。
まとめ
文章をしっかり読まなければならない長文問題や理解力を問われる記述問題、論文にはこの方法はむかないですが、暗記するにはこれで充分でした。
iPhoneや情報カードに入れることで持ち歩くことができるようになります。勉強するには机に向かわないと、と言う人じゃなければすきま時間を使えるのでオススメです。