年末にAirPodsを注文し、2週間ほど使い込んでみました。
その間はジョギングや通勤、電車移動や読書中など普段使いで使う様々なシチュエーションで試してみましたが、Bluetoothイヤホンをお使いの方はもちろん、今まで有線のイヤホンしか使ったことがない人にもおすすめできます。
実際に使ってみて、良かった点といまいちな点をご紹介します。
目次
AirPods – Apple純正ワイヤレスイヤホンの良い点3つといまいちな点2つ
良い点(1) ジョギングに最適!外の音は聞こえて安全だしガサガサノイズがなくなった
まず、AirPodsはケーブルが首もとでぶらぶらすることがないので、そのケーブルのストレスから解放されます。
そしてジョギングの時に気になるのが、衣服とケーブルのこすれるノイズです。
AirPodsはそのケーブルがないので、カサカサいうノイズからも解放されました。
音声はクリアなのに後ろから近づいてきたり、交差点で近づいてきたりする車の音も聞こえるので、ジョギングしていても安全です。
良い点(2) 接続時の小さなストレスから解放された
今まで使っていたBluetoothイヤホンはどれも、装着する前に電源を入れる必要がありました。
2〜3秒電源ボタンを押しっぱなしにしてON/OFFをするのですが、これがAirPodsでは必要ありません。
装着すると「ポーン」と音が鳴って電源が入り、AirPodsを耳から外すと音声が停止します。
いままで当たり前と思っていた、電源を入れたりBluetoothの接続を確認したり電源を切ったり、という作業をしなくて良くなったのは、予想以上に精神的に楽ちんです。
良い点(3) バッテリー残量を気にしなくなった
Bluetoothイヤホンの問題点がバッテリー。
有線なら充電する必要がありませんが、Bluetoothイヤホンでは充電が必要です。
Bluetooth 4.1で省電力機能が追加されましたが、それでも一般的なBluetoothイヤホンの再生可能時間はせいぜい5〜6時間です。
通勤で使うとしても、1週間に1回以上は充電する必要があります。
AirPodsは単独でも5時間の再生が可能で、ケースと組み合わせると24時間の音楽再生が可能というのがカタログスペック。
実際にはケースの充電を2週間に1度くらい気にする程度でいいですし、AirPods自体はフル充電されている状態で聞くことになるので、バッテリー切れのストレスからも解放されました。
Apple製品では不要のMicroUSBケーブルがいらなくなったのもありがたいですね。
いまいちな点(1) 下から上に触るとポロッと外れやすい
普段使いではまったく気にならないのですが、気にならなすぎて気をつけたいのが、服を脱ぐときですね。
ジョギングなどの動きだけではまったく外れる気配がなかったのですが、例えばマフラーを取るときや、コートを脱ぐときなど、AirPodsの先端に衣類が触れると割と簡単に外れるので注意が必要です。
いまいちな点(2) 音量コントロールボタンが欲しい
音楽など聞いているものは、AirPodsを外せば停止し装着すれば勝手に再生が始まります。
これはストレスがなくてとても便利なのですが、問題は音量。
静かなところでは音量を抑えたいですし、電車の中や幹線道路の歩道では音量を大きくしたいですよね。
Siriで音声コントロールはできるのですが、本体の音量ボタンを操作する方が早いです。今は2回タップでSiriを起動することしかできませんが、AirPodsをタップする回数に機能を割り当てられたら良いなぁと思いました。
まとめ
これまで、通勤用・ジョギング用・犬の散歩用と複数のBluetoothイヤホンを使い分けていたのですが、すべてAirPodsひとつで済ませるようになりました。
「耳からうどん」とか「チンアナゴ」とか「もののけ姫のこだま」など、発売前はひどい言われようだったAirPodsですが、僕はオススメできます。
充電とケーブルという、小さいけれども大きなストレスが解消されたAirPodsは、一度使うと手放せなくなりますよ。