以前ご紹介した、「知」のシャープナー 人生が変わる知的生産日記 (光文社新書)とあわせて読んだのが、今回ご紹介する1年後の毎日が変わる! あなたの夢を叶える「100年日記」です。
この2冊を連読して読んだことで、日記をつける行為の目的が変わり、自然と続けられるようになっています。
もともと筆無精なたちで、字もお世辞にも綺麗とは言えないので、紙の手帳に記録するということ自体が非常に苦手でした。
Excelであれば仕事柄少なくとも平日は1日1回は必ず起動しますし、自宅でもdropboxを使用することで、同じファイルを更新できる環境ができていることから、自分には合った日記の付け方だと思います。
この100年日記は、過去の自分を振り返るための記録を綴るのではなく、未来の自分を勇気づけるための振り返りができるツールと言えます。
100年日記の付け方は、本書の中で紹介されているように、どれだけ負荷を小さくしてその効果を最大限に上げられるかにあります。
効果を最大限に上げるために、僕が日記に記録するために日常生活を送る上で意識するようになった3つのことをご紹介します。
目次
あなたの夢を叶える「100年日記」 by コボリジュンコ – 僕が日記を習慣にできた3つのこころがまえ
その日に一番大切なことを意識する
僕が100年日記をつけるのは、朝の日次レビューのタイミングです。
夜はお酒を飲んだり育児をしたりブログを書いたりと、どうしても不確定の時間が多く、優先順位も下がってしまいます。
朝一に前日の振り返りと、その日の行動計画を立てています。
その日次レビューで最初に開くのを100年日記にしました。
そして、その100年日記の一番最初に書くのが、「今日の最も重要なこと」です。
まだ何も予定もタスクも整理できていない状態で、自分の頭の中にある一番やらなくちゃならないなぁと思っていることを一言で書きます。
そうすると、不思議と一日中意識付けができるんですよね。
嬉しかったことを思い出して追体験する
その次に書くのが、前日の振り返り。100年日記の中にはマイナスは書きません。
『昨日なんか良いこと無かったっけなぁ』と記憶をたどることで、嬉しかったことを思い出し、それを脳内で追体験することができます。
嬉しかったことなので、心が揺れたことを書きます。
何かが美味しかったとかこう言われたという事実を書くのですが、その事実の裏には必ず嬉しかったとか楽しかったとか感謝したという心の変化があったものだけ書くようにしています。
書けない日は最低限の情報だけでもOKのゆるさ
そうは言っても、テンションが低かったり時間が全然無かったりすることもあります。
書きたくない日も、きっとこのあと来るに違いないです。
そんなときでも最低限、何も考えなくても書けることを記録しておきます。
要は「日記を書くことを止めない」ことが、日記を続けるために重要です。
まとめ
最後に、本書の中で紹介されていた「理想の1日」を考えると言うことが、とても良い方向で感情を揺さぶられたのでご紹介します。
朝起きてから夜寝るまで、「もしこんな1日を過ごすことができれば、心の底から満足できる」という1日を想像して、できるだけ詳しく五感で感じ取れる体験を書き出すと言うものです。
これやってみたのですが、とてもテンションが上がります。
書いたときには「無理に決まっている」と思いこんでしまいましたが、書いてみることで意識のどこかで常に意識するので効果は高いです。
これを読み返してみることで、気づけば、コボリさんのようにほぼ理想通りの生活ができるようになっていれば良いなぁと思います。